マッサージグッズ「やわこ」〜座りすぎで腰痛!柔道整復師的使い方〜

マッサージグッズ「やわこ」の使い方記事のアイキャッチ

柔道整復師休業中の私は最近デスクワーク中心の生活で、座っている時間が結構長いです。

そうすると座りすぎで腰が痛くなってくるのですが、その時愛用しているのが「やわこ」というマッサージグッズ(ボディケアグッズ)です。

パッケージでは説明されていない、柔道整復師的使い方で座りすぎ腰痛に効く方法を紹介します。

目次

「やわこ」とは?

メーカーさんのオンラインショップ画像をお借りしますと、写真のようにボールをふたつ繋げたような形をしています。

実物は直径が6.5cmのボールがピッタリ並んだサイズです(幅14cm)。

固さは文字通りテニスボール程度のようで、男の自分が握ると少し弾力があります。

オンラインショップから借りたやわこの商品写真

座りっぱなしで固まった腰を「やわこ」でほぐす

まず腰に

  • 腰椎分離症
  • 腰椎すべり症

を持っている方は症状を悪化させる可能性が考えられるので、試さないようお願いします。

そして長時間の座りっぱなしが続くと、以下のような状況で腰のだるさ、痛みを感じるはずです。

  • 椅子から立ち上がる時など姿勢を変えるとき
  • 靴下やズボンなど履き物を履くのに屈むとき
  • 横になっている時はあまり痛まない
けいちゅー

僕も長時間座って腰痛になる時はこれら3つの状況すべてが当てはまります。

使い方

「やわこ」を腰の下に敷いて仰向けに寝転がるのは、パッケージ等の使い方で説明されている方法と同じです。

ただし腰の筋肉の下に敷くのではなく、

骨盤の下に敷く!

人によってはエクボのように凹んでいたり、肉の薄いところが上後腸骨棘です(図.1)。この点に当たるように「やわこ」を敷きます。

やわこを敷くポイントの上後腸骨棘
図.1 「やわこ」を敷くポイント

使い方のポイント

この方法でより高い効果を上げるために気を付けるポイントが次の2点です。

  1. 膝を立てる
  2. 息を吐きながら脱力する
やわこを腰に当てる方法
図.2 「やわこ」を腰に当てる方法

ゆっくり呼吸しながら5分前後過ごした後「やわこ」を抜くなどして終わります。

レビュー

長時間座っていると、

背中だけでなく腰から骨盤も含めて背骨全体が丸まった形に固定され、

座っている最中の背骨の形態
図.3 背骨全体が丸まってしまう

立ち上がっても背骨本来の形状に戻りにくくなってしまいます。

座り過ぎた後に立ち上がった時の背骨の形態
図.4 丸まった背骨の癖が取れない

「やわこ」が骨盤の上部をお腹の方向へ押すことで背骨本来の形状に戻る手助けをするものと考えます。

横から見た時の背骨の通常形態
図.5 背骨が本来持っている形状

最後に

腰痛もさまざまな原因で起こります。

別の疾患に由来する腰痛は別ですが、腰の筋肉を指圧やグッズで揉みほぐすのは多くの腰痛に共通した腰痛緩和法です。

今回紹介した方法は、座り過ぎが原因の腰痛に限った方法です。

まずは筋肉を揉みほぐして、さらに何か別の方法はないかと考えた時に試してみてください。

長時間座りっぱなしの生活が続いている方にとっては、筋肉のもみほぐしに今回の方法を加えることで、なお腰がスッキリ楽になると思います。

けいちゅー

「やわこ」を使って腰痛改善。パート2も公開しました。

けいちゅー

肩こりの時はこちら


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