【2024年3月】簡単に始められるおすすめ楽譜作成ソフト(mac)

おすすめ楽譜作成ソフトのアイキャッチ

今回、利用にあたって事前の設定が少なく、簡単に記譜を始められる楽譜作成ソフトはどれか?

  1. MuseScore4
  2. Notion6
  3. Dorico5
  4. Crescendo
  5. Sibelius
  6. (Finale)

6つのソフトを比較検討してみました。

けいちゅー

始めやすくて使いやすい楽譜作成ソフトは
1位:「MuseScore4」、2位「Sibelius」です!

この結果に至った私のmac環境と、それぞれの楽譜作成ソフトの印象をこの後お話ししていきます。

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目次

私のmac環境と順位づけの基準

私のmac環境

  • MacBook Air(M2チップ) macOS14sonoma
  • LogicPro10.8.1、Live11std、KOMPLETE14std
  • オーディオインターフェースなし
  • MIDIキーボード(M-AUDIO KEYSTATION MINI32 MK3)

順位づけの基準

  1. 1. 出費がないに越したことはないが、気に入ったなら2万円未満クラスの費用負担は覚悟している。
  2. mac内蔵スピーカーでも音が出せる。
  3. とにかくソフト起動と同時に記譜を始められるもの。(譜表の種類やMIDIチャネル、AU/VST音源の整合など、設定は後回しにできるもの。)

この3つの基準で前述のソフトを試してみました。

ちなみに楽譜作成ソフトの価格帯にはざっと、無料、1万円台、5~6万円台の3クラスがあります。大半は買い切りタイプになってますね。

各ソフトの使用感

MuseScore4 (ver.4.2.1)

musescore Ltd

プラス印象
  • 新規作成で空の五線譜にすぐ記譜を始められる
  • 調号、音部、縦線などもパレットから選ぶだけ
  • 音符、コード記入時に音を鳴らしてくれる
  • コード進行も再生してくれる
マイナス印象
  • ソフト終了時高確率でエラーメッセージが出る
  • 有料サービスへのお誘いメールがよく来る
  • ユーザーガイドを調べるのに苦労する
MuseScore終了と共に出るエラーメッセージ
よく出るエラーメッセージ

Notion6 (ver.6.5)

PreSonus(MI7)

プラス印象
  • StudioOneとの相性がいい(はず)
マイナス印象
  • 譜表の種類(ピアノ譜、ギター譜、バンドスコア等)を決めるのに一手間かかる
  • 発音させるための設定が難しい(VST規格がデフォルト?)

同名のドキュメント、プロジェクト管理ソフトとかぶって、うっかり上書きにご注意!

Dorico5 (ver.5.1.20)

steinberg

試用してみようとしたものの、

  • 頻繁にsteinbergサイトで2段階認証を求められる
  • Dorico試用版をインストールの前に、steinberg製の別ソフトが3、4つインストールされる

なので試用せずでした。

Cubaseユーザーには問題のないことだと思います。

Crescendo

NCH Software

このソフトも起動後、比較的簡単に記譜が始められます。

記譜の方法は、MuseScoreに比べると、少し煩雑に感じられました。

有料版もNotionやDoricoよりは安価に入手できます。

Sibelius (ver.2023.11)

AVID

プラス印象については「MuseScore」とほぼ同じです。

曲再生でコードは発音してくれない点だけ「MuseScore」に比べると寂しい点です。(設定次第かも?)

機能が絞られた最下位グレードは無料で使い続けられます。今回比較した中で「Sibelius」だけサプスクリプション制でした。

Finale (ver.27)

finalemusic

mac対応のFinaleは最上位版しかなくて、試用版も見当たらず手が出せませんでした。

最後に

CubaseやStudioOneのユーザーにとってDorico、Notionは

  • DAWとの親和性
  • サポートの受けやすさ

などの理由で導入の敷居は低いかもしれません。

また、試用条件によっては上位グレードを選択するしかないケースもあると思います。

けいちゅー

素人の自分でもそこそこ簡単に始められたという点で
「MuseScore」をイチ押しにさせてもらいました。

スキル次第でイチ推しソフトも変わると思います…

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