筋トレ用ゴムバンドの種類
形で大きく3つに分類されます。
紐状ゴムバンド
- 帯状に平たく長いもの
- 麺のようにまるく長いもの、
の2種類があります。どちらも一本の紐のようになって、両端に何も加工はありません。
環状ゴムバンド
輪ゴムを大きくしたようなゴムバンドです。帯のように平たいゴムを輪っかにしたものがほとんどです。
ハンドル付きゴムバンド
紐状ゴムバンドの両端に、握りやすいようなハンドルを付けたゴムバンドです。また、両端を吊り革のような形状に加工したゴムバンドもあります。
形状別ゴムバンドのおすすめ使い方
紐状ゴムバンド
端を手で握って筋トレするのが基本的な使い方になります。
左右交互に腕を真上に挙げます。ゴムの収縮力に対抗して肩や腕の筋肉を使い、肩こりの軽減に役立ちます。
左右の肩甲骨を背中の中央に近づけるようにゴムを引っ張ります。肩甲骨周辺の筋肉を使い、猫背を改善します。
ゴムバンドの長さを一杯に使うとゴムの収縮力は弱く、反対に端を余らせるように使うとゴムの収縮力は強くなります。握り手の位置で収縮力による負荷を加減することができます。
紐状のゴムバンドは肩や背中の筋トレに使うのがおすすめ
環状ゴムバンド
環状バンドは手を使わない筋トレにおすすめです。
左脚を上げ下げして、お尻の外側(体の側面)の筋肉を鍛えます。
右脚を上げ下げして、お尻の筋肉を鍛えます。
足にゴムの輪を引っ掛けて、ゴムが伸びる方向に足を動かせば筋トレになります。手を使わなくて済むので、下半身の筋トレにおすすめです。
輪っかのゴムバンドはお尻〜脚の筋トレに使うのがおすすめ
ハンドル付きゴムバンド
手で持ちやすいようにハンドルが付いたゴムバンドです。
ハンドル部分を握って使うように設計され、上半身の筋トレに便利です。ゴム端の握り方に困らないのがこのタイプを使う利点でしょう。
使い方が限られているように思います
最初の一本におすすめの筋トレ用ゴムバンド
どの形のゴムバンドを買えば良いのか迷っている時は、環状ゴムバンドをおすすめします。
肩や背中の上半身もお尻、太ももの下半身も、どの部位の筋トレにも応用できて汎用性が高いからです。
輪の周囲長に気をつけてください。数十cmのものは下半身の筋トレに使いやすく、上半身には使いにくい。1mを超えるようなものは上半身の筋トレに使いやすく、下半身には使いにくい。
今回紹介した3つの形のゴムバンドのおすすめ順は、
- 環状ゴムバンド
- 紐状ゴムバンド
- ハンドル付きゴムバンド
となります。